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お知らせ 2023/9/30~10/1 合同セミナー「こどもを地域で育てる」

こども環境学会 第10回合同セミナー              2023.05.12版
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こどもを地域で育てる
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日時:2023年9月30日(土)・10月1日(日)
場所:龍谷大学大宮キャンパス (西本願寺に隣接するキャンパス)
〒600-8267 京都市下京区七条通大宮東入大工町125番地の1

こども環境学会第10回合同セミナーは、「地域で子どもを育てる」をテーマに、「こどもの居場所」の意味をいま一度、こどもを取り巻く環境に関心のある研究者や実践者と考えるきっかけとすることを目的に京都(龍谷大学大宮キャンパス)で開催します。

9月30日(土)
13:20 開会挨拶 セミナー実行委員長 壽崎かすみ
13:30 基調講演 幸重忠孝氏 特定NPO法人こどもソーシャルワークセンター
    「こどもを地域で育てる」
14:40 シンポジウム 「こどもを地域で育てる」
  コーディネーター 浦田雅夫 京都女子大学、NPO法人 子どもセンターののさん 理事
  パネリスト 幸重忠孝  特定NPO法人こどもソーシャルワークセンター
   パネリスト 宇野哲也  浄土真宗本願寺派 社会部人権問題担当・門信徒教化部 部長、
滋賀教区 野洲組 覚明寺 住職
  パネリスト (調整中) 京都市子どもはぐくみ局子ども若者未来部子ども家庭支援課
17:00 閉会挨拶 こども環境関西 代表 河原啓二
18:00 懇親会  於 京都駅そば を予定

10月1日(日)
  午前中 エクスカーション
    旧三井家住宅、下鴨神社(特別拝観含む)  予定

*参加費は事前に振り込みをお願いする予定です
参加費 セミナー参加(会員・一般)      2000円(当日2500円)
    セミナー参加(学生会員・学生)    1000円
    セミナー参加(高校生以下・障がい者) 無料

エクスカーション参加費は実費程度を別途徴収します。

※お申込み方法は別途お知らせいたします。
 なお、予定は変更となる場合がございます。最新はホームページでご確認ください。

 

こども環境学会2023年大会(沖縄)参加申込受付開始

お知らせ こども環境学会2023年大会(沖縄)
7月7日(金)~ 7月9日(日)

 

※盛会のうちに終えることが出来ました。多くの皆様のご参加ありがとうございました。

  ■優秀ポスター発表賞


 ■こども環境学会 沖縄大会 チラシ ダウンロード
■2023年大会(沖縄)参加申込みフォーム

 

■大会主旨・目的
2023年大会は沖縄で開催します。
大会テーマは「地域に生きるこども」です。
地域に生きるとは、地域の社会・自然としての環境に支えられ、地域に主体的に関わる存在として生きることを意味します。
今、こども達は、大人は、地域に生きていると言えるでしょうか。各々の地域の固有の自然や文化に支えられ地域に主体的に関わる暮らしがあるでしょうか。格差と貧困の問題を抱える中、地域に安心できる居場所はあるのでしょうか。
世界の様々な場所の争乱のもと、こどもと大人が生きる環境の傷ついた姿が日々想像されます。沖縄は亜熱帯の自然に抱かれ、地域の豊かな文化を伝える土地です。しかし、沖縄の社会と自然は戦争による破壊を経て、米国統治下の厳しい時代を経験しました。そして、現在も、こどもが地域に育つ環境を守り育てる営み、困難な状況にあるこども・親子を支える取り組み、こどもが環境にはたらきかける創造的な活動を支える実践が重ねられています。
戦乱と社会的な困難、社会・自然環境の劇的な変化の中の沖縄のこども達の姿は、20世紀から昨今に至る世界情勢の中での普遍的な課題を私達に改めて問いかけます。
本大会においては、沖縄の自然と文化、社会に触れていただくエクスカーションを実施するとともに、夏の沖縄の気候と空気、地域の風景を感じていただく中で会場内外での企画を実施していきます。


基調講演においては、沖縄のこどもに関わる戦後の歴史を共有します。国の社会制度の外に置かれた27年間の米国統治下の児童福祉のもとでの厳しい状況、その一方でコミュニティを支える主体として地域に生きるこども達の姿を伝えていただき、議論の出発点とします。
シンポジウム、分科会、ワークショップ等の企画においては、地域に生きることの現在を見つめ、未来へつなぐ取り組み

を、沖縄や日本各地の実践を含めて幅広い立場からの報告と討議、そして体験するプログラムを計画しています。

2023 年大会(沖縄)実行委員長 清水 肇
(琉球大学工学部建築学コース教授)

 


■こども環境学会2023年大会(沖縄)

■テーマ:地域に生きるこども

■日時:2023 年 7 月 7 日(金)~ 7 月 9 日(日)

■会場:アイムユニバースてだこホール(沖縄県浦添市仲間1丁目9番3号)
※対面開催を基本とする
※会場のてだこホールは市街地内にあり、徒歩10分圏内に食堂、コンビニなどがあります。ただ、大会スケジュールがタイトであり、とくにポスターセッション参加者、午前午後の分科会の参加者にとっては昼食を確保する時間が足りない可能性があります。ご自身の判断で昼食の持ち込みを検討されることをお勧めします。


■開催概要

 7 月 7 日(金)エクスカーション

〇コース1:(定員30名)
 沖縄島北部のやんばる世界自然遺産や施設を巡るコース
 8:20〜18:00頃 参加費:5000円 ※昼食代は含みません
 ゆいレールてだこ浦西駅を出発〜やんばる野生生物保護センター ウフギー自然館〜国頭村森林公園・やんばる森のおもちゃ美術館〜昼食・休憩 道の駅ゆいゆい国頭〜東村立山と水の生活博物館〜東村ふれあいヒルギ公園(マングローブ林)〜瀬嵩の浜(辺野古基地建設予定地近く)〜ゆいレールてだこ浦西駅で解散。

〇コース2:(定員25名)
 沖縄県中南部の建築と歴史文化を巡るコース
 9:00〜18:30頃 参加費:5000円 ※昼食代は含みません
 ゆいレールてだこ浦西駅〜コスモストーリー保育園(うるま市)〜昼食休憩 プラザハウス(日本で最初のショッピングセンター)〜佐喜真美術館(現代建築、普天間飛行場そば、平和と美術、宜野湾市)〜聖クララ教会(戦後の近代建築、与那原町)〜垣花樋川他の湧水(南城市、生活と自然)〜がんじゅう駅・南城〜てだこ浦西駅にて解散。

 7 月 8 日(土) ワークショップ、開会式、基調講演、口頭発表会、ポスターセッション、シンポジウム、学会賞表彰式・記念講演、会員総会、懇親会など

〇ワークショップ1(13:00~17:00)
 ・創造性を育む造形遊び&場づくり(立体造形物をつくる竹&輪ゴムチャレンジ)
 企画者:Titus Spree(琉球大学 准教授)

〇開会式  10:00〜10:25(てだこホール・小ホール)
〇基調講演 10:30〜12:00(てだこホール・小ホール)
 山内優子(一般社団法人おきなわ子ども未来ネットワーク)
 大城和喜(元南風原文化センター館長)

〇口頭発表会
 12:10〜12:50 (てだこホール・多目的室2)

〇ポスターセッション1 13:00〜13:50(てだこホール・市民交流室)

〇シンポジウム 地域に生きるこども 14:00〜16:30(以下、てだこホール・小ホール)
 パネリスト:汐見稔幸(東京大学名誉教授)
       山城康代(みどり町児童センター館長)
       盛口満(沖縄大学教授)
 コメンテーター :木下勇(大妻女子大学教授)
 コーディネーター:清水肇(琉球大学)

〇会員総会        16:40〜17:10
〇学会賞表彰式・記念講演 17:10〜18:10
 
〇懇親会 19:00(予定) ホテルオーシャン那覇国際通り(那覇市安里2-4-8)※てだこホールからのバス移送あり

 7 月 9 日(日) ワークショップ、ポスターセッション、分科会、総括セッションなど

〇ワークショップ1(9:00~12:00)
・創造性を育む造形遊び・場づくり(竹&輪ゴムチャレンジ)
 企画者:Titus Spree(琉球大学准教授)

〇ワークショップ2(9:00~12:00)
・自然体験活動に絵本の読み聞かせと創造的活動を取り入れたワークショップ
 企画者:國吉 真哉(琉球大学教授)・本村 佳奈子(沖縄県立芸術大学助教)

〇ポスターセッション2 9:20〜10:20 (てだこホール・小ホールホワイエ)

〇分科会(午前の部)10:30〜12:30(小ホール、市民交流室)
・分科会1 こどもの発達と環境:地域文化からこどもの育ちと行事を再考する
 コーディネーター 川田 学(北海道大学准教授)
 コーディネーター 岡花 祈一郎(琉球大学准教授)
 パネリスト 亀島 敦子(読谷村立読谷幼稚園副園長)
 パネリスト 長嶺 久美子(あらしろこども園園長)
 パネリスト 天願 順優(コスモストーリー保育園園長)

・分科会2 生活の場としての居場所施設のあり方
 コーディネーター 垣花 道朗(NPO法人沖縄県学童・保育支援センター事務局長)
 趣旨説明 清水 肇(琉球大学教授)
 パネリスト 塚田 由佳里(同志社女子大学准教授)
 パネリスト 垣野 義典(東京理科大学教授)
 パネリスト 安里 恵美(しまぶく学童クラブ放課後支援員)

〇分科会(午後の部)13:30〜15:30(小ホール、市民交流室)
・分科会3 地域の居場所としての遊び場づくり
 趣旨説明・コーディネーター 清水 肇(琉球大学教授)
 コーディネーター・パネリスト 梶木 典子(神戸女子大学教授)
 パネリスト 村野 裕子(NPO法人AIKURU理事)
 パネリスト 由利 玲子(那覇市繁多川公民館スタッフ)

・分科会4 こどもと環境(自然・人・もの)をつなぐ
 趣旨説明・コーディネーター 照屋 建太(沖縄キリスト教短期大学教授)
 パネリスト 小倉 宏樹(認定NPO法人よみたん自然学校代表理事)
 パネリスト 佐々木 健志(琉球大学博物館(風樹館)助教・学芸員)
 パネリスト 仲 綾子(東洋大学教授)
 パネリスト 吉田 悦治(琉球大学教授)

〇総括セッション 閉会式 15:45〜16:45

 

■参加費等:
 大会参加費:正会員、団体会員:5,000円、学生会員:3,000円、会員外一般:6,000円、会員外学生:3000円、会員外(沖縄県内): 1000円。(こども、障害者は無料)

 ワークショップのみの参加は一般市民向けプログラムのため無料です。

 エクスカーション参加費:5,000円
 懇親会参加費:7,000円

  ■こども環境学会 沖縄大会 チラシ ダウンロード
■2023年大会(沖縄)参加申込みフォーム

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■主催:公益社団法人 こども環境学会

■共催:浦添市

■支援:コンベンション開催支援事業(沖縄県・沖縄観光コンベンションビューロー)

■後援:
沖縄県、琉球大学,沖縄県立芸術大学,沖縄大学,沖縄女子短期大学,沖縄キリスト教学院大学・沖縄キリスト教短期大学、公益社団法人沖縄県建築士会、公益社団法人日本建築家協会沖縄支部、社会福祉法人日本保育協会沖縄県支部、一般社団法人沖縄県私立保育園連盟、社会福祉法人沖縄県社会福祉協議会
国土交通省、文部科学省、環境省、こども家庭庁、日本学術会議、国立研究開発法人科学技術振興機構、公益財団法人日本ユニセフ協会、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟、一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本都市計画学会、公益社団法人日本造園学会、一般社団法人日本環境教育学会、一般社団法人日本発達心理学会、一般社団法人日本保育学会、一般社団法人日本体育・スポーツ・健康学会、日本子ども社会学会、人間・環境学会、日本安全教育学会、日本感性工学会、公益社団法人日本小児保健協会、公益社団法人日本建築家協会、一般社団法人全国建設室内工事業協会、一般社団法人都市計画コンサルタント協会、一般社団法人日本公園施設業協会、一般社団法人日本公園緑地協会、一般財団法人公園財団、一般社団法人日本造園建設業協会、公益財団法人都市緑化機構、IPA日本支部、特定非営利活動法人チャイルドライン支援センター、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

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※今後、予告なく変更になる場合があります。ご理解のほどお願いいたします。

■事務局:公益社団法人 こども環境学会
 〒106-0044 東京都港区東麻布3-4-7 麻布第1コーポ601
 TEL:03-6441-0564 FAX:03-6441-0563
 E-mail:info@children-env.org URL:https://www.children-env.org

 

 

 

 

《特別協力:沖縄県》 

特別協力:沖縄県

こども家庭庁 就学前のこどもの育ちに係る基本的な指針(仮称)の策定に向けた論点整理

こども家庭庁 こども家庭審議委員に五十嵐会長、大豆生田理事が任命されました。このたび、子ども家庭庁から動画が、公開されましたので、ご案内します。

なお、動画内には答申書を手渡しされている大豆生田理事らが紹介されています。

詳しい資料は、こども家庭庁HP(下方のリンク)に掲載されております。

 

こども家庭審議委員名簿 20230421_councils_shingikai_meibo_01.pdf

こども家庭庁 動画 https://youtu.be/H8zj-Msi3H8

 

 

こどもは、今を共に生き、未来を作る、社会の希望です。こどもの誕生前から幼児期の終わりまでの育ちを保障し、すべてのこどもの人生の確かなスタートを支えるため、「就学前のこどもの育ちに係る基本的な指針(仮称)」の策定に向けた論点の整理を行いました。
今後はこども家庭審議会に設置された「幼児期までのこどもの育ち部会」の下で、指針策定に向けて具体的な事項の検討していきます。
▼詳しくはこちら
https://www.cfa.go.jp/councils/shingikai/kodomo_sodachi/

 

2022 年度(第 18 回) こども環境学会賞の発表

2022 年度(第 18 回) こども環境学会賞の発表

 2022年 6月より公募致しましたこども環境学会の学会賞につきましては、2022年 10 月末までに論文・著作賞 11 件、デザイン賞 7 件、活動賞 6 件、自治体施策賞 2 件、合計26件のご応募をいただきました。
 選考委員による厳正な審査の結果、論文・著作賞2件、論文・著作奨励賞 0 件、デザイン賞 1 件、デザイン奨励賞 1 件、活動賞1件、活動奨励賞 2 件、自治体施策賞1件、自治体施策奨励賞 1 件、以上合計 9 件が選定されました。
 受賞者および総評・講評は以下の通りです。(順不同、敬称略)

2023年4月20日
顕彰委員会委員長 高木 真人
論文・著作賞選考委員長 住田正樹
デザイン賞選考委員長 竹原 義二
活動賞選考委員長 神谷 明宏
自治体施策賞選考委員長 田川 正毅

 

こども環境論文・著作賞

《論文・著作賞》 
 根橋杏美(千葉大学教育学部附属幼稚園・幼稚園教諭)
 『園庭の登はん型遊具における幼児の利用実態とリスクテイキングの過程との関連』
(『こども環境学研究』Vol.17, No.3. 2021)

《論文・著作賞》
 藤後悦子(東京未来大学教授)・柳瀬洋美(東京家政学院大学准教授)・野田敦史(高崎健康福祉大学准教授)・及川留美(東海大学准教授)編著
 『社会的子育ての実現―人とつながり社会をつなぐ、保育カウンセリングと保育ソーシャルワーク―』(ナカニシヤ出版)

こども環境デザイン賞

《デザイン賞》
 清水義文(SOU建築設計室・主宰)、木田まゆみ(カリタス幼稚園園長)、古賀誉章(宇都宮大学准教授)、長澤悟(東洋大学名誉教授)、毛利さやか(SOU建築設計室)、徐静雨(SOU建築設計室)、山本花歩(SOU建築設計室)
 『カリタス幼稚園』

《デザイン奨励賞》
 伊藤潤一、宇田川奈緒子(千葉大学/伊藤潤一建築都市設計事務所)
 『児童養護施設 房総双葉学園グループホーム』

こども環境活動賞

《活動賞》 
 上原幸子(特定非営利活動法人 砧・多摩川あそび村)
 『多摩川河川敷の自然体験遊び場「きぬたまあそび村」』

《活動奨励賞》
 秋葉祐三子(特定非営利活動法人あそびとまなび研究所)、小寺江理、井上志乃、島野厚子
 『楽しみは、いつもの暮らしの中にある(住みたいまち、北九州)』

《活動奨励賞》
 堀部篤樹(愛知産業大学)、鈴木賢一(名古屋市立大学)、豊田市立足助小学校、豊田市 生涯活躍部 文化財課 足助分室 / 博物館準備課
 『豊田市足助「重伝建の町並み」を活用した郷土学習の継続的な取り組み』

こども環境 自治体施策賞

《自治体施策賞》
 山形県東根市
 『山形県東根市における子どもの遊び、子育てを基軸にした健康まちづくり』

《自治体施策奨励賞》
 石川県かほく市
 『かほく市幼児造形事業』

 以上が受賞されたものですが、選考に漏れた方々におかれましても受賞者に劣らないすぐれた学術活動や実践活動であることを申し添えますとともに、さらに一層の活躍を祈念いたします。また更に多くの会員の皆様が次回の学会賞に応募されますことを期待いたします。

 

【各賞の対象と選考委員】

(1)論文・著作賞
近年中に完成し発表された研究論文および著作出版物であって、こども環境学の進歩に寄与する優れたもの。
選考委員:
 委員長:住田 正樹(九州大学/放送大学名誉教授・発達社会学)
 委 員:福岡 孝純(日本女子体育大学招聘教授・スポーツ環境)
     仙田  満(東京工業大学名誉教授・建築学)
     矢田  努(愛知産業大学・建築学)
     高橋  勝(東京福祉大学・教育哲学)
     大豆生田 啓友(玉川大学・保育)
     五十嵐 隆(国立成育医療研究センター理事長・医学)
外部委員:望月 重信(明治学院大学名誉教授・子ども社会学)

(2)デザイン賞
近年中にデザインされた環境作品(建築・ランドスケープ・インテリア・遊具・家具・グラフィックその他)であり、こども環境学的見地からも高い水準が認められる独創的なもので、子どもの成育に資することが認められるすぐれた環境デザイン。
選考委員:
 委員長:竹原 義二(神戸芸術工科大学客員教授・無有建築工房・建築家)
 委 員:佐久間 治(九州女子大学教授・建築学)
     小池 孝子(東京家政学院大学教授・住居計画学)
     千代 章一郎(島根大学学術研究院教授、建築学)
     鮫島 良一(鶴見大学短期大学部准教授、同附属幼稚園園長・彫刻家)
     福岡 孝純(日本女子体育大学招聘教授・スポーツ環境)
     松本 直司(名古屋工業大学名誉教授・建築学)
     仙田  考(田園調布学園大学准教授・ランドスケープ)
外部委員:手塚 由比(手塚建築研究所・建築デザイン)

(3)活動賞
こども環境に寄与する、上記以外の活動(施設運営・行政施策・社会活動・その他)であって、近年中に完成した業績および継続的な活動によってその成果が認められた活動。
選考委員:
 委員長:神谷 明宏(聖徳大学児童学科准教授、NPO法人コミュニティーワーク研究実践センター理事)
 委 員:小澤 紀美子(東京学芸大学名誉教授・住環境教育、まちづくり教育)
     北方 美穂(日本フィンランド協会事業推進委員)
     新田 新一郎(プランニング開代表、NPO法人みやぎ・せんだい子どもの丘副理事長)
     齊藤 ゆか(神奈川大学人間科学部人間科学科教授、生涯教育・ボランティア・NPO)
     西野 博之(NPO法人たまりば理事長、川崎市子ども夢パーク所長、フリースペースえん代表)
外部委員:柳下 史織(公益財団法人東京YWCA 青少年育成事業部統括責任者教育キャンプ、外国ルーツ青少年の日本語学習支援、リーダー養成、国際に関すること)

(4) 自治体施策賞
こども環境に寄与する行政施策であって、近年に完成、完了した施策、若しくは継続中の施策でその成果が認められるもの、又は近年に着手された施策で、顕著な成果が生じ始めていると認められるもの。
選考委員:
 委員長:田川 正毅(東海大学教授・建築学)
 委 員:高木 真人(京都工芸繊維大学准教授・建築学)
     請川 滋大(日本女子大学教授・児童学)
     三輪 律江(横浜市立大学学術院教授・建築学)
     松本 直司(名古屋工業大学名誉教授・建築学)
     河原 啓二(福島県県南保健福祉事務所元所長・公衆衛生)
     梶木 典子(神戸女子大学教授・地域居住学)
外部委員:奥山 千鶴子(NPO法人子育てひろば全国連絡協議会理事長)

 

 

おしらせ 5/26-27 学びのかたちをつくる会 #01 まわる・まざる・まなぶ

風真っ直ぐな廊下に四角い教室が並ぶ。教室の南側には窓、正面の黒板に向かって椅子と机が並ぶ。私たち大人が育ったようなそんな校舎の当たり前から離れた空間設計・環境設計をすると、どんな子どもの学びの姿が見られるのでしょう。どう育っていくのでしょう。またその時、大人の役割はどう変化するでしょうか。
幸せな子ども時代を過ごせる学校をつくりたいと願って2020年4月に開設した軽井沢風越学園を題材に、「子どもたちの学びの姿が変容する学校建築とそこでの子どもの暮らし」について、建築に関わる人たちと保育・教育者・行政関係者がまざって考えてみたいと考え、学びのかたちをつくる会・第1回企画として以下のとおり開催いたします。

主催:学びのかたちをつくる会(代表:仙田満、環境デザイン研究所・軽井沢風越学園)

実施日:2023年5月26日(金)・27日(土)の2日間(途中参加・退出はお控えください)
場 所:軽井沢風越学園(長野県北佐久郡軽井沢町発地1278-16)
参加者:100人(大学生・大学院生など20名)
参加費:1万円(学割:5000円/当日受付にて、学生証をご提示ください)
対象:子どもたちの教育・保育環境の建築設計に関係する方、保育・教育関係者で空間設計・環境設計に興味のある方、学校建築等に関係する行政関係の方

詳細は 風越学園ホームページ https://kazakoshi.ed.jp/news/event/28381/

主催:学びのかたちをつくる会(代表:仙田満、環境デザイン研究所・軽井沢風越学園)
協賛:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、KILC( キルク ) 株式会社、株式会社ミツルヤ製作所  後援:日本建築家協会、日本子ども社会学会、日本建築士会連合会(予定)

発起人代表・仙田 満(環境デザイン研究所)からのメッセージ
現在、我が国の子どもたちは国際的に比較しても孤独感に悩まされ、不登校も約 24万人、自殺率も高いと指摘されています。またその選択をするのは 4/10、9/1 が多いと統計で示されています。学校に行けない、行きたくない子がいて、死に追い込まれています。いじめや学業が直接的な原因だとも言われていますが、学校空間が楽しく、わくわくするものならば避けられることかもしれません。建築家の責任は重いと考えています。
規律訓練型の学校は約 200 年前、イギリスで発明されたと言われています。学校は兵舎や監獄に似ている空間ともされています。あらためて、子どもたちの学びの空間を考え直しませんか。子どもたちだけでなく、学校の教師の皆さんが「学校で教えるのが楽しくて仕方がない」という学校をつくりませんか。
そういう学校をつくるためには何を変えればよいのか、何を守らねばならないかをみんなで考えませんか。そういう活動を広げ、日本のこどもたちの学びのかたちに変化を生みたいと考えています。
ぜひ一緒に考えましょう。議論し、子どもたちのために、教師のために、楽しく学べ、楽しく教えることができる学校をたくさん実現しましょう。

20230526_学びのかたちをつくる会#01.pdf