カテゴリ:災害等支援活動

《声明》令和6年能登半島地震に関する声明・こども関連支援情報

令和6年能登半島地震に関する声明
-復旧・復興に、こどもの「遊び」と「参加」をー

令和6年1月1日16:10分頃に石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生しました。この震災により亡くなられた方に心より哀悼の意を表します。また、被災されたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。

被災の当事者にはこどもも含まれます。こども環境学会としては、PTSD(心的外傷後ストレス障害)など災害のダメージからの回復には「遊び」やこどもの「参加」が重要であると考えます。
しかし、
・避難所運営は主として成人男性が行うことが多いため、こどもの声が反映されにくい
・災害時にはこどもの遊び場が減少し、遊びは後回しにされがちである点が懸念されます。
そこで、
・避難所運営や復興プロセスにおいては、こどもの声を聴くことが必要であること
・避難所等でこどもの遊び場を確保すること
が重要です。

こども環境学会としては、引き続き災害時の急性期、中・長期的に遊びの提供や遊び場の確保、子ども参加などを働きかけていく予定です。
今後の活動につきましても、随時、ご報告を申し上げて会員の皆さまと情報を共有しますとともに、皆さまの情報提供やご支援も賜りたくお願い申し上げます。

2024年1月3日
公益社団法人 こども環境学会
代表理事 仙田満
会長 五十嵐隆

 


こども関連支援情報(令和6年能登半島地震支援)

https://www.children-env.org/Education_and_enlightenment/ready_service

地震の発生を受け、過去の震災関係の情報を整備しつつ、こども関連支援情報および関連機関の情報リンクなど順次公開していきます。

 


防災学術連携体(令和6年能登半島地震)

https://janet-dr.com/050_saigaiji/2024/050_240101_notohantou.html

特設WEBページ 関連団体の発信情報が掲載されています。(こども環境学会の発信情報も含みます)

福島県ふくしま保育環境向上支援事業について

福島県ふくしま保育環境向上支援事業について

福島県とこども環境学会は連携協定を締結して、子どもの環境セミナー事業を実施してきました。
令和2年度に続き、令和3年度も園庭や園舎の改善、遊びの工夫など、こども環境創生の事業計画に対する補助が行なわれるそうです。

詳細は、こちらのホームページをご参照ください。

https://kodomo-fukushima.org/

■子どもの環境セミナー開催
 園庭と園舎の設計、ビオトープや自然環境を取り込んだ園庭づくり、非認知能力の育成、マルチメディア活用、子どもの生育環境と心身の健康等について、ビデオ視聴ができます。
 
■令和2年度こども環境創生事業例 https://kodomo-fukushima.org/route1/
 事例として「ロータス保育園」のケースが紹介されています。改修前、当初の改修イメージ、こども環境学会のアドバイス、改修イメージ、改修後、こどもたちが実際に遊ぶ様子も動画で紹介されています。

 


 

こども環境学会からの新型コロナウイルスに関する呼びかけ5

新型コロナウイルス感染拡大防止と 子どもの心身の健康のバランス その5
緊急事態宣言のなかでの子育て ~親子あそび~

外出自粛の中、小さなお子さんと楽しく過ごすヒントとして、児童学の専門家、神谷明宏氏(聖徳大学准教授)が、親子遊びを紹介します。



 <内容>
 1.不安のあとに安心と喜び
     いないいない、ばあ!
 2.親子遊びの三要素
   スキンシップ・アイコンタクト
     ・声掛けを含む遊び
 3.大人の“遊び心”が大切
 4.父親との遊び

 

こども環境学会からの呼びかけ5-20200430.pdf

こども環境学会からの新型コロナウイルスに関する呼びかけ4

新型コロナウイルス感染拡大防止と 子どもの心身の健康のバランス その4
おうちで手軽にできる遊びのレシピ

ずっと家にいると、子どもは退屈でぐずったり、きょうだいげんかしたり、ママやパパも大変です。ここでは、 乳幼児から小学校低学年児までの子どもにも 手軽にできる遊びを 、「その2 」も執筆した 大豆生田啓友氏 玉川大学教授 が 紹介します。ゲームやスマホ以外になるべく直接体験できる遊びをたくさんしたいものです。ぜひ、参考にしてください。

 

 <内容>
 1.描いたり、作ったりして遊ぼう
 2.からだを動かして遊ぼう
 3.ゲームして遊ぼう
 4.お手伝いして遊 ぼう
 5.ごっこ遊び・なりきって遊 ぼう
 6.外で遊 ぼう
 7.絵本を読んだり、作ったりして遊ぼう

 

こども環境学会からの呼びかけ4-20200429.pdf

こども環境学会からの新型コロナウイルスに関する呼びかけ3

新型コロナウイルス感染拡大防止と 子どもの心身の健康のバランス その3
子どものこころと身体の健康のためにじょうずに日光・外気とつきあいましょう

新型コロナウイルス感染拡大を防止するために、外出自粛の必要性は周知のことです。しかし、子どもにとって外気に触れず、日光に当たらない生活が続くことは問題ではないでしょうか。日光に当たることの重要性を、国立成育医療研究センター理事長で小児科医、当学会の五十嵐隆会長がお応えします。


 <内容>
 1.外遊びは、必要?
 2.どうして、日光を浴びるといいの?
 3.新型コロナウイルスは、紫外線に弱い
 4.コロナウイルス感染防止対策は万全に1
 5.コロナウイルス感染防止対策は万全に2
 6.コロナウイルス感染防止対策は万全に3

 

 

こども環境学会からの呼びかけ3-20200429.pdf

こども環境学会からの新型コロナウイルスに関する呼びかけ2

新型コロナウイルス感染拡大防止と 子どもの心身の健康のバランス その2
緊急事態宣言のなかでの子育て ~ママ・パパ・保護者へのメッセージ~

新型コロナウィルス感染防止策の一環として外出自粛の日々が 今後も続くことが懸念されています。
乳幼児期~小学校低学年の子どもと向き合う大人の皆様、外出自粛が長引き、ストレスフルな生活になっていませんか。
子育て支援の専門家、大豆生田啓友氏(玉川大学教授)による、がんばりすぎない子育てのヒントを紹介します。


公益社団法人こども環境学会



 <内容>
 1.がんばりすぎないようにしよう
 2.あなた一人だけではない
 3.子どもも困っている
 4.子どもの心のケアで大切なことは?
 5.パパの出番です!
 6.イライラ解消法を持とう
 7.困った場合は相談を

 

感染から守りたい
こども環境学会からの呼びかけ2-20200426-3.pptx.pdf

こども環境学会からの新型コロナウイルスに関する呼びかけ1

新型コロナウイルス感染拡大防止と 子どもの心身の健康のバランス その1
感染から守りたい。お家で、どう過ごす? 子どもの心や体のためにできること

 新型コロナウィルス感染防止策の一環として外出自粛の日々が 今後も続くことが懸念されています。
新型コロナウィルス感染防止策の影響で、子ども達がのびのびと遊べない状態にあることは、とても深刻な問題です。ウイルス感染の不安と外に出られないストレスの板挟みとなっている方も多いと 思います。
 子ども時代の「遊び」は、子どもの成長に欠かせないものです。この時期、子どもの心身を健やかに保つための「遊び」の情報を 提供いたします。ご参考にしてください。


公益社団法人こども環境学会
代表理事    仙 田 満 
会  長   五十嵐 隆 


 <内容>
 1.新型コロナウイルス感染予防
 2.子どもの健康を維持する基本
   よく動き、よく食べ、よく眠る
 3.遊びのアイディア
   家での遊び編1
    ~家で遊びの環境をつくろう!~
   家での遊び編2
 4.自ら考え、行動できる子どもに
   新型コロナウイルス 子どもにどう伝える?
 5.大人も気分転換を!

感染から守りたい
こども環境学会からの呼びかけ1-20200430.pdf

「熊本地震」被災者の皆様へのお見舞いと今後の取組みについて

 2016年4月14日にはじまった「熊本地震」は、震度7を記録し、さらに、その後の本震に引き続き1000回を超える余震が続き、予断を許さない状況が続いております。
 犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

 こども環境学会では、被災された方々への支援などを進めるべく、富山大会が開催された日、4月23日に「熊本地震についての理事・代議員による緊急役員会議」を開催し、学会としての支援のあり方を検討いたしました。

 保育園・幼稚園ならびに学校が再開されたというニュースも入ってきていますが、災害被災直後からの急性期、そして中・長期的な視点から、お子さんや子育て中の方々のニーズにそった支援が求められます。

 そこで、こども環境学会としては、子育て中の方々やお子さんたちのPTSD(心的外傷後ストレス障害)からの回復に「遊び」が重要であるという視点にたって、こども環境学会のもつネットワークによって、災害時の急性期、中・長期的に遊びの提供や遊び場の確保などを働きかけていく予定です。

 今後の活動につきましても、随時、ご報告を申し上げて会員の皆さまと情報を共有しますとともに、皆さまの情報提供やご支援も賜りたくお願い申し上げます。

2016年5月17日
こども環境学会
会長 松本 直司