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こども環境アドバイザーとは

資格制度のねらい


こども環境学会副会長/帝京大学教授

福岡 孝純(資格認定委員会委員長)

技術消費文明を背景に、機能性、効率性、情報性が優先されるなかで、社会や家族のありようが大きく変わり、こども達を取り巻く環境にも様々な問題が発生してきています。本資格制度は、これらの状況に対応し、こどもが心身ともに健全に育つことができるように、専門性をもちながらも総合的・人間学的な視点からこども環境を理解し、現場の当事者と協働し、社会に貢献していけるような人物を養成することを目指しています。具体的には、家庭、保育、教育、地域、行政などにおいてこども環境に関わる人々とともに、こどもにとって問題のある環境やその原因を発見し、よりよい環境形成について提言し、改善のために積極的に行動できるアドバイザーの育成です。
 

今、なぜこども環境に関わる専門家が必要なのか

こども環境アドバイザーに期待する


こども環境学会初代会長/環境建築家

仙田 満

今、日本のこどもたちは劣化と呼ぶべき、極めて困難な状況にある。体力、運動能力の低下、こどもの生活習慣病の増加、意欲の減退、引きこもり、不登校、そしていじめをはじめとするこどもたちに関する深刻な事故、事件等、新聞やテレビ等に話題にならない日は少ない。これにはこどもの成育環境全体における環境問題が大きく関わっているといえる。こどもたちが育つ環境、こどもを育てる環境が悪化しているといわざるを得ない。