— 実践者と研究者が連携する学際的な総合科学 —こども達には、自分たちが育つ環境を選ぶことができません。未来を担うこども達が心身ともに健全に育つことができる環境を保障することは、社会全体の責任です。
この責任を果たすために、学問の領域を超えて、こどもを取り巻く環境=「こどもの環境」の問題に関心や係わりのある研究者や実践者が集い、共に研究し、提言をし、実践してゆくなかで、こどもの成育に寄与する環境科学を確立し、こどものためのよりよい環境を実現することが、『こども環境学会』の目的です。
また、アジアをはじめとする世界各国において、こども達を取り巻く環境はさまざまに異なっていますが、こども達の健全な成育は共通の課題であり、各国の研究者や実践者が連携して協力し合うことが重要であることから、そうした機会を本学会が提供できればと願っております。
こども達のために豊かな成育環境を実現することに関心を持っておられるすべての方々の参加をお待ちしております。