言語の選択:

会長挨拶

こども環境学会会長への就任にあたって                  
2017年5月 
こども環境学会会長 五十嵐 隆
 


 子ども環境学会会長にこの度就任いたしました国立成育医療研究センター理事長の五十嵐 隆と申します。大変に重要な役目を仰せつかり、緊張しております。 

 私はこれまで医療機関や医育機関にて小児科医として活動してきました。5年ほど前に東京大学小児科から現在の職場に赴任しました。私が現在所属する機関は子ども・思春期・青年や周産期の母親の高度先進医療と研究を行うナショナルセンターです。 
 
 こども環境学会は未来を担うこどもが心身ともに元気に成育できる環境を保障することが社会全体の責任と考え、学問領域を超えて研究者や実践者が集い、こどもを取り巻く環境(こども環境)について共に研究し、提言し、実践することでよりよい成育環境を実現することを目的としています。この崇高な目的の基本は子どものためのadvocacyの志そのものと考えます。

 会員の皆様の御支援を戴き、こども環境学会の活動の推進のために努力いたす所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 

理事長挨拶

こども環境学会代表理事就任にあたって

20104

こども環境学会代表理事 仙田満

senda








現代日本のこども達の成育環境はきわめて危機的な状況にあるといわざるをえません。運動能力、体力も減少し、肥満や糖尿病というリスクをかかえていたり、また不登校やうつというような精神的にも困難な状況におちいっているこども達も多くなっています。これらの要因はきわめて総合的なものですが、近年の社会的な変化によるものであります。これを改善するためにはこどもの成育環境を総合的に対応していかなければなりません。

こども環境学会はその総合的統合的な学術的議論の場、社会発信の場として2 0 0 4年に設立されました。会員数も1 , 0 0 0名を超えるまでになりましたが、こどもの成育現場の危機的状況のためには、もっと多くの方々の参加が期待され、より大きな社会的発信が望まれます。

今回、6年勤めた会長職を辞し、理事長に就任しました。大学における学長と理事長の関係のように学会の代表として学術的な活動は会長に、会の財政的基盤に注力する理事長という形で協力し運営していくこととなりました。そして本会が公益社団法人化をはたし、独立した学術的社会貢献団体となり、日本のこどもの成育環境改善のために、さらなる社会発信するよう今後も努力したいと思います。